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脂漏性皮膚炎で抜け毛!2つの原因と今すぐ取り組むべき4つの対策方法

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脂漏性皮膚炎が原因で抜け毛になった場合の原因と、いますぐ抜け毛を進行させないために取り組むべ対策方法を紹介します。

 

脂漏性皮膚炎で抜け毛(脂漏性脱毛症)になる2つの原因

脂漏性皮膚炎ハゲの男性

脂漏性皮膚炎で抜け毛になる原因は、主に2つ。

①皮脂の酸化によって起こる炎症

②マラセチア菌が増えることによって起こる炎症

ですが、この2つに言及する前に、まず髪の毛が育つメカニズムを説明します。

髪の毛の造りは、植物を思い浮かべてもらえると、わかりやすいでしょう。

植物が土の中で根を張り、そこから養分を吸収して地上部分を成長させていくのと同じです。

髪の根っことなる毛根は、頭皮の中で、毛細血管から運ばれるアミノ酸などを原料として、髪の毛を成長させます。つまり、毛根は髪の毛の大事な基盤となる部分なのです。

では、この内容を踏まえた上で、①②について見ていきましょう。

 

①皮脂の酸化によって起こる炎症

頭皮には多くの毛穴や皮脂腺があり、そこから皮脂が分泌されています。脂漏性皮膚炎で頭皮がベタベタするのは、ここから過剰な量の皮脂が分泌されるからです。

この皮脂が酸素に触れると、過酸化脂質という、肌にダメージを与える物質に代わります。これが頭皮にたまったり毛穴に詰まったりすることによって、毛根近くで炎症が起こります。結果、毛根がダメージを受け、健康な髪の毛を維持することができなくなり、やがて髪が弱って抜け落ちてしまう、というわけです。

 

②マラセチア菌が増えることによって起こる炎症

マラセチア菌は、もともと頭皮に住んでいる常在菌です。この菌が皮脂を分解して中性脂肪に変えてくれることにより、頭皮の環境が保たれています。

ところが脂漏性皮膚炎では、皮脂が過剰分泌されるため、マラセチア菌が増えすぎてしまいます。これによって頭皮の環境が崩れることや、菌の増加と共に過剰に増えた中性脂肪が刺激となり、頭皮に炎症が起こります。

あとは、①の皮脂の酸化によって起こる炎症と同じです。毛根近くで炎症が起こることにより、毛根の働きや成長が阻害されて、抜け毛に至ります。

 

脂漏性皮膚炎の抜け毛対策4つの方法

頭皮のにおい

第一に、毛根にダメージを与えている炎症を抑えること。そして次に、炎症の要因となる、皮脂の過剰分泌を抑えることが、有効な対策法となります。

そのためにできることは、以下の4つです。

①皮膚科に行って投薬治療を受ける

②生活習慣を見直す

③育毛剤を使っている場合は、いったん使用を注意する

④シャンプーを変える

 

①皮膚科に行って投薬治療を受ける

炎症がひどい場合は、皮膚科にかかって投薬治療をすることが最善の方法です。炎症に効果のある、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤が処方されることが多いようです。また、マラセチア菌を退治するための、外用の抗真菌薬が処方されることもあります。

どうしても皮膚科に行くのが嫌だという人は、市販薬でもかゆみを抑える成分の抗ヒスタミン外用薬などが出ています。薬剤師に相談するなどして、自分に合った薬を選びましょう。

 

②生活習慣を見直す

皮脂の過剰分泌を改善するためには、生活習慣の改善をしましょう。揚げ物などの脂っこい食べ物は、当然控えたほうが良いでしょう。飲酒や喫煙も、皮脂の分泌を促します。これを機に、禁酒や禁煙に踏み切ってみるのも、一つの手かもしれません。

また、ビタミンや食物繊維は抗炎症効果があるため、野菜をたくさん摂るようにしましょう。特にビタミンBは、皮脂の分泌を抑える働きをします。ビタミンBを多く含む、豚肉や納豆を積極的に食べましょう。

脂漏性皮膚炎と生活習慣とには、密接な関係があります。そのため、抜け毛が治った後も油断せず、健康的な生活習慣を心がけることをお勧めします。

 

③育毛剤を使っている場合は、いったん使用を注意する

抜け毛に効果的な育毛剤はたくさんありますが、脂漏性皮膚炎が原因の場合は、逆効果になる場合もあり得ます。

多くの育毛剤は、頭皮の毛細血管を広げて血流を促進することで、髪の毛の原料となる成分を毛根に送りやすくします。しかし脂漏性皮膚炎の場合は、頭皮に炎症が起こっているため、血管を拡張して頭皮に刺激を与えることで、さらに炎症が悪化する可能性があるのです。

脂漏性皮膚炎が原因で抜け毛が増えているのなら、まずは直接髪の毛を育てることよりも、脂漏性皮膚炎の完治を目指したほうが賢明でしょう。

 

④シャンプーを変える

脂漏性皮膚炎の人は、頭皮のベタつきや臭いを気にするあまり、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシと頭を洗っていることがあります。しかし、洗いすぎは逆効果です。

洗浄力の強いシャンプーは、多くの場合が頭皮にも刺激が強いものです。炎症を起こしている、または起こしやすくなっている頭皮には、刺激の強すぎるシャンプーはお勧めできません。また、皮脂を落としすぎることで頭皮が乾燥すると、さらに皮脂が分泌されやすくなったり、炎症を起こしやすくなったりします。

思い当たる人は、シャンプーを変えてみましょう。頭皮のトラブルには、当然ながら毎日使うシャンプーが大きく影響します。マイルドな洗浄力で低刺激が売りのアミノ系シャンプー、抗炎症効果や抗菌効果のある薬用シャンプーなど、最近では多くの種類が販売されているので、自分に合ったシャンプーを見つけましょう。

 

以上、脂漏性皮膚炎で抜け毛になる原因と、その対策法をご紹介しました。

まずは炎症を防ぐこと、次に皮脂を抑えることを心がけましょう。頭皮を健康に保ち、健康な髪の毛を育てていってください。

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